ガン類研修会

私たちが宮城県に毎年定期的に訪れるようになったのは、雁音農産の皆様とのご縁と、東日本大震災の復興支援がきっかけでした。


10年以上訪れていく度に、毎回感動して、毎年出会うことを心待ちにしていたマガンを始めとするガン類たち。その保全や調査に関わる方たちからお話しをお聞きする機会もいただきました。


そうした中で、ガン類たちの生態や特徴、そして保全活動についてより詳しく学びたいと思うようになり、この度、雁の里親友の会の池内俊雄さん、山階鳥類研究所の澤祐介さんのご協力をいただき、保全調査の見学やガン類たちの観察等の研修会をおこなってきました。


今回は、農業を通して生きものたちの暮らせる環境の保全等にも取り組まれ、環境教育でもお世話になっている雁音農産の小野寺さん、東京都で雁音農産さんや私たちと一緒に農業体験や環境教育をおこなわれている先生方にも一緒にご参加いただき、
日本に飛来するガン類たちの渡りのルートや重要生息地について春の渡りと秋の渡りのルートの違い重要生息地にはどれくらいのガン類たちが集まってきているのかとその生息地の状況について罠の種類や仕掛け方 などについてそして、マガンやシジュウカラガン、カリガネ、コクガンの観察などとても貴重な体験やお話しを聞かせていただきました。

田んぼで見られたカリガネ


少しずつ宮城県に飛来するガン類たちが増えていくのを感じていく中で、
それは保全活動、調査等をおこなわれている方たちのご活躍があってこその、この景色だったのだなと。人が生きものや自然環境に与える影響はよくも悪くも大きくて、その中で国境をこえて多くの方たちと協力をされながら活動をされている方たちのお話しはとても心に刺さると同時に、自分たちもより良い活動や取組みをおこなっていくために、今なにをすべきかという大きな宿題も与えられた気がします。

人の暮らしのそばに生きものたちは暮らしています(写真はコクガン)


私たちは”ビオトープ”という、人と生きものが共生していくために必要不可欠だと思う場で、環境保全に必要だと考える様々な活動に取り組んでいますが、今回経験させていただいたこと、学んだことを活かし、一緒に関わってくださる”仲間”に伝えて、これからについて共に考えていきたいと思っています。


今回ご協力いただきました雁の里親友の会、山階鳥類研究所の皆様ご参加いただきました皆様このような貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。

BIotop Guild

「人と自然の繋がり」「人と人との繋がり」を深め、
自然環境に対する意識や考え等を変えていきたい・変わっていきたいという想いで設立しました。

ビオトープについて