やわら香さんの「屋久島アロマ☆抽出体験ツアー」に参加してきました♪
「せっかく参加してくれるなら、がっつり抽出作業をおこない精油ができるまでの過程を体験してほしい」という思いから、
原料の運搬(地杉チップ運び)、タンカンの皮むき(3kg)、抽出機の釜替え、タンカン搾汁(ジュースづくり)
そして、屋久島の香りを楽しむお散歩(植物観察)、抽出後の原料の利用について等、様々な事を体験させて頂きました。
抽出機の釜替え作業 新しい地杉チップを入れていきます
農薬化学肥料無使用のいわい農園さんのタンカン 皮をむいていきます
実はジュースにしていきます。残った実と皮は、堆肥や六白黒豚さんのご飯となります
ツアーに参加して一番に感じたことは、
原料を大切に育てたり、管理をして下さっている方たち、
安心・安全に使用できるように、原料を無駄なく、暮らしの中で色々な活用できないかを常に考えて下さっている方たち、
抽出後の原料を最後まで無駄なく使用できるようリデュース、リユースなどして下さっている方たち など
多くの方たちのお陰で、私たちは精油を使用することができているという事です。
普段何気なく使用している精油ですが、多くの人たちの思いがこめられた、とても特別なものだと改めて知ることができました。
島内にある地力センター。タンカン農家の岩井さんがこちらでも活動して下さっています。
生ごみや、抽出した後の地杉チップやタンカンは堆肥となり、畑やご家庭のお庭で使用されています。
ジュースを絞った後のタンカンは、六白黒豚のご飯になっています。
みんな夢中で食べていました♪
自然環境にもっと興味関心を持ってほしい
楽しみながら、まずは自然や生きものたちにふれ合ってもらいたい
という思いから、毎月 写真や食(農業・里山)などをテーマにイベントを開催しています。
そのテーマの一つとして、アロマも扱っているのですが、
今回のツアーを通して、植物の特徴、自然と人との繋がりの他に、アロマ(精油・香り)にどのような思いが込められてつくられているのか、どれだけの手間がかけられているのか等について、もっときちんとお伝えしていきたいと思いました。
頑張って皮むきをしたタンカンから抽出した精油は、お土産として後日お送り頂きます。
どのような香りか、ご興味がございましたらお持ちいたしますので楽しみにしてて下さい♪
抽出したてのタンカン精油。香りが人と人とを繋げてくれます…
そして、タンカンと言えば…
実はツアーに行く前日に、たまたま屋久島産のタンカンを食べさせてもらっていました。BiotopGuild代表 三森の専門学校の同期で、屋久島で農薬、化学肥料無使用で育てている方から、送って頂いたものをおすそ分けしてもらいました。
「いわい農園」さんのタンカン、とお名前だけ聞いていましたが、知ったのは前日だったので明日からの屋久島ツアーではお会いするのは難しいな、と思っていたら…
ツアーで伺った「地力センター」の代表がいわい農園の岩井さんだったんです!!
こんなすごい偶然があるなんて!!!
しかも、皮むきやアロマ抽出、ジュースづくりに使われたタンカンも岩井さんが育て、私が事前に美味しく食べていたものでした!
このような屋久島での人との繋がりは、やわら香の代表 渡辺さんとお会いした時から始まっていたように感じます。
私たちがお世話になっている日本産のアロマ・ハーブを使用したサロンやワークショップを行われているアロマセラピストの方が、やわら香の代表 渡辺優子さんをご紹介して下さり、ご縁がつながりました。
屋久島には、三森の専門学校の教え子である小西さんという方がいらっしゃり、渡辺さんと共通の知人がいて盛り上がっていたのですが、その後小西さんはやわら香さんのスタッフとなられ、島のご紹介や、今回のツアーの抽出体験、香りのお散歩等のプログラムで大変お世話になりました。
(やわら香さんのスタッフとなられた小西さんと私もご縁がつながり、個人的にも無理をお願いして、今後のツアー開催のための勉強として、屋久島のおススメの場所のご案内等もして下さいました。本当にありがとうございます!!
そして今回、香り(アロマ)を通して、岩井さんとのご縁もつながりました。
人から人へ、香りがこのような繋がりをつくってくれたのではないかと思うと共に、
私たちの行動や思いが、こうした人との繋がりを広めていけることを改めて感じました。
貴重な体験をおこない、そしてあらたな繋がりをつくることができ、
やわら香の皆さん、参加者の皆さん、今回の屋久島でお会いした方々にはとても感謝しています。
今年は絶対屋久島でツアーを開催できるよう、準備を進めていきます!!
文責:小沢