埼玉県越谷市の全小学校で年間プログラムとして進められている
「越谷生物多様性子ども調査」。
11月に入り最後の生きもの調査・まとめの段階に入っています!
本活動は、
子ども達が主体となり、
自分達の暮らす地域の自然環境やそこに暮らす生きものを
学校ビオトープ等を活用して年間を通して調べていく活動で、
Biotop Guildでは、その活動のサポートをさせて頂いています。
まずは、ビオトープでのヤゴ調べです!
今年度の締めくくりとして、どんな生きものが暮らせるビオトープとなっているか確認していきます。
捕まえたヤゴなどの生きものは、室内に戻って観察。
この活動用に作成された図鑑や実体顕微鏡なども使って何という名前の生きものなのかも調べていきます。
そして、最後は一年間を通して見られた生きものから、
”学校ビオトープにどのような環境があるのか?”
を、KIKYOという生物多様性を数値化する方法を用いて考えていきます。
ここの小学校では、
5年前から始められた本活動の調査結果からは、
昨年度まで年々環境要素が減ってしまっていることがわかっていましたが、
今年度は学校の管理活動の成果も現れ、多くの環境要素があることがわかりました!
ただし、
「多くなって良かった!」と終わってしまうと、
また、来年度以降に減っていってしまうかもしれません。
なので、
”来年以降もより良い生きものの暮らせる場所にしていく為にはどうしたら良いか?”
ということも意見を出して貰って決めていきます。
子ども達からは、
大人だけでは中々出ないような柔軟な意見が出るので、
こちらも毎回勉強になっています♪
これから年度末に向けて、
他の学校も最後の生きもの調査とまとめが始まっていきます。
どんな結果が出て、そこからどのような意見が出てくるか楽しみです♪
子ども達、そして先生方と一緒に進めていきたいと思います!